カメラの用途は景色やポートレートなどを撮るだけではなく、防犯やスポーツの判定など様々な用途で使われています。
一人暮らしでも動物を飼う方も増えてきているので、家を空けている間もしっかり見られるのは安心ですよね。
そこで、今回は犬や猫などかわいい生き物と一緒に住んでいる方におすすめのペットカメラや選び方を紹介していきます。
選ぶときの大事な3ポイント
スマホ連動が可能なことは今では当たり前になってきているので今回の重要ポイントから外しています。
最近ではお手頃な価格のものも多くでていますが中にはあまり良くないものもあり、安物買いの銭失いになってしまうこともあります。
撮影できる角度
撮影できる角度で大事な要素が2つあります。
②カメラの可動範囲
カメラ単体が写せる画角も大切ですが、カメラ自体の動く範囲も重要です。撮影できる範囲が狭いとしっかり写せなくなってしまうので注意しましょう。
カメラの画角が広ければ部屋全体を見ることができるので安心で撮り逃しなどが少なくなります。
カメラの画角が狭くても本体の可動範囲が広ければ撮影範囲をカバーできます。カメラの設置場所にもよりますが、用途に合わせて広めに写せるカメラを選ぶようにしましょう。
動作/温度検知対応
あると非常に便利な機能に動作検知があります。動作検知機能は自動で動いている被写体にカメラが追従する機能で遠隔操作でカメラを動かさなくてもいいのでとっても便利です。
また、中には動きを検知した時だけでなく温度が設定よりも高く/低くなった時、スマホに通知が来るように設定できるものもあります。
音声通話機能
音声通話機能があれば、コミュニケーションを取ることもできますし、鳴き声などを検知してスマホに通知することもできます。
一緒にいるときはおとなしくても、日中のさみしくなってしまう時間帯に鳴いていて実はご近所に迷惑をかけていた、なんてことも把握することができます。
あると便利な3つの機能
使い方によってはいらない、と思う機能もありますが、どんな機種を選べばいいか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
録画保存・写真撮影機能
録画保存機能があれば、普段確認できないタイミングも後からどんなことをしていたのか確認することができます。
動作検知時にのみ録画する機能がついているものもあるので録画時間の節約にもなりとっても便利です。
ほとんど倍速再生にも対応しているのでかわいく撮れている部分をすぐに見つけることもできますし、SNSに共有したくなるような素敵な一瞬が撮れるかもしれません。
暗くても撮影可能か
ペットカメラの中にはナイトモードに対応しており赤外線ライトをつけられる機種もあるので、この機能があればいざという時も安心です。
部屋が暗くなってしまう時がある方には暗くても撮影できる機能のあるものを選びましょう。
餌をあげる機能付き
中には自動でご飯を出すことができる機能のついたカメラもあります。
カメラの可動範囲はあまり広くありませんが、設定した時間に餌をあげたり、手動で出すこともできるので、遠く離れていてもコミュニケーションを取ることができます。
オススメのペットカメラ5選
似たようなカメラがたくさんある中で、特徴的な機能や特長ごとに最も評価が高く、レビュー内容もよかった機種を紹介していきます。
高品質・高信頼【Panasonic】KX-HDN205-K
パナソニックから出ているペットカメラ KX-HDN205-Kは、老舗メーカーから出ている高品質、高信頼、高機能と3高がそろった人気機種です。
さらに、ほかの機種にはなかなかついていない、温度センサーもついているので、室内の温度が上がり/下がりすぎたときに通知も来るのでいち早く状況を知ることができます。
専用アプリで簡単初期設定、簡単操作もできるので何も心配することなく感覚で使えるのもうれしいポイントです。
画素数
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200万画素
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最大解像度 |
1920×1080
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画角(水平)
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54°
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可動範囲
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水平:306°
垂直:58°
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検知内容
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動作/温度/音声
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双方音声
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あり
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録画機能
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SDカード(Max.256GB)、ディーガ連携
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ナイトモード
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あり
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超広角・高画質500万画素 827-5MP-S
他のカメラと比べても圧倒的な画素数となる500万画素に対応しています。さらに光学8倍ズームにも対応しているので、遠くに写っている被写体も鮮明にばっちり映すことができます。
動作追従や音声認識、通話にも対応しているので基本的な撮影や録画も問題なく使うことができます。
ただし、超広角レンズの特徴でもあるパースペクティブ効果で魚眼レンズのように多少歪んでしまうので注意しましょう。
画素数
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500万画素
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最大解像度
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2592×1944
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画角
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156°
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可動範囲
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水平:350°
垂直:100°
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検知内容
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動作/音声/顔
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双方音声
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あり
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録画機能
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SDカード(Max.128GB)
クラウド(有料)
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ナイトモード
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あり
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安心の国内サーバークラウド対応 SC-CV52
海外メーカーの機種にもクラウドに対応した製品はありますが、こちらの機種は国内サーバーに対応しており、プライバシーやセキュリティに関しても安心感があります。
画素数も243万画素とフルHDに対応しており、広角レンズの採用で部屋全体を見ることができます。
自動追従や赤外線ライトによるナイトモードも備わっているので機能面で不満を覚えることはほとんどありません。
さらに、動作検知したタイミングから少しさかのぼった時間から録画できる「タイムシフト録画」に対応しています。クラウドを使わなければこちらがおすすめです。
画素数
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243万画素
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最大解像度
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1920×1080
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画角(対角)
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114°
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可動範囲
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水平:355°
垂直:120°
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検知内容
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動作
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双方音声
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あり
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録画機能
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SDカード(Max.128GB)
クラウド(有料)
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ナイトモード
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あり
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低価格・コスパ重視 SC-LC52
まずはペットカメラを試してみたいという方は、機能も必要十分そろっていて値段もリーズナブルなコストパフォーマンスの良いものがおすすめです。
SC-LC52は1万円を大幅に切りつつも、フルHD画質、ナイトモードや動作追従、録画機能など基本的な便利機能を網羅しています。
機能はシンプルで多少動作も遅いと感じる方もいるかもしれませんが、この値段でこのパフォーマンスから評価の高い機種になっています。
画素数
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265万画素
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最大解像度
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1920×1080
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画角(水平)
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80°
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可動範囲
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水平:355°
垂直:50°
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検知内容
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動作/音声
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双方音声
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あり
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録画機能
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SDカード(Max.128GB)
クラウド(有料)
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ナイトモード
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あり
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ごはんを自動であげられる カリカリマシーンSP
他のペットカメラとは違い、餌を自動で設定した時間に必要な分だけ上げることができる機能を持っています。
カメラもついているので外出先でも状況を確認することができますが、ほかのカメラと違って自動追従や広範囲を映すことはできず、基本的にはご飯を食べているときを確認したり撮影する機能になります。
録音しておけば餌の時間と同時に再生できるので名前を呼んであげることもできます。
タンク容量
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4.3L(1.5~1.8kg)
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供給量(1回)
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10~100g
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回数
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0~4回/1日
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設定可能時間
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1分単位
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録音時間
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最大10分 |
餌やり機能だけの「カリカリマシーン」もあるので、カメラとは別にしたいときはこちらがおすすめです。
使う時の注意点
カメラ全体に共通してwifiの設定は簡単ですが、iPhoneやAnroidなど対応しているスマートフォンなのか必ず確認しましょう。
また、賃貸アパートなどに元からついている備え付けのWi-Fiを使用する場合は、使用できるか確認するようにしましょう。
まとめ
ペットの様子が外出先でも見られるので安心したり、癒されたりできるのはもちろんのこと、防犯などにも役に立つので一石二鳥になります。
クラウドサービスを利用しなければ基本的に月額費は掛かりません。一度買ってしまえばその後お金がかかることもないので導入するのも安心です。
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