iPhoneカメラのタイムラプスの使い方と便利なアイテムを紹介!アプリを使って撮影方法無限大!

上空から撮影した道路の夜景スマートフォン
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皆さんはタイムラプスや微速度撮影という言葉を聞いたことがありますか?

iOS8以降iPhoneの標準カメラにも搭載されているので、知ってるという人も増えたと思います。

今回は手軽に楽しめるようになったタイムラプスの魅力と撮影方法、iPhoneの機能について紹介していきます。

タイムラプスとは?

タイムラプスは、ものすごく簡単に説明すると通常の動画を早送りしたような動画です。

動画は1秒間に約24枚~60枚もの静止画が使われています。

この1秒間あたりに何枚の静止画が使われているかをfpsという単位で表現し、fpsが大きいほど滑らかで美しい動画になります。

iPhoneの動画設定にも30fpsや60fpsと設定できますが、60fpsの方が滑らかできれいな分、動画容量も大きくなります。

通常の動画とタイムラプスの違いイメージ

タイムラプスで重要なポイントはfpsだけではなく、使われる静止画の時間間隔です。

通常1秒間に30枚の写真が使われていれば、1枚目は1/30秒、2枚目は2/30秒の静止画になりますが、タイムラプスの場合、1~30秒ごとなど時間間隔が長くなります。

そうすることで同じ時間の動画でも早送りされたような面白い動画になります。

タイムラプス動画を見てみよう

タイムラプスを活用した景色で代表的な被写体3種類の動画を紹介していきます。

雲と景色

雲の動きや全体の風景をタイムラプスにすることで雲の動きや世界の動きを感じることができます。

星空

星空をタイムラプスで撮ることで地球が回っているということを深く実感できる動画になります。

植物

気づいたら大きくなっていると気づくことが多い植物の成長過程も非常によく見えるようになります。

iPhoneのタイムラプス機能

iPhoneのタイムラプス撮影画面

iPhoneのタイムラプスでは、上記のような難しいことは一切考えずに自動で適切な撮影間隔の動画にしてくれるので、気軽に撮影を楽しむことができます。

細かく設定する必要もなく動画時間によって感覚を調整してくれるので初めてでも失敗を大幅に減らすことができます。

設定方法

iPhoneのタイムラプス撮影するための操作方法

標準搭載されているカメラアプリを起動して右に数回スワイプすると「タイムラプス」の設定になるので、あとは動画の撮影と同じように録画開始/停止ボタンを押しましょう。

撮影時間/間隔/枚数などの細かい設定は全くないので気にせず撮影してみましょう。

撮影される動画の画質とfps

iPhone標準搭載ののタイムラプス機能では、解像度やfpsの設定はできません。

基本的に以下のような解像度、fpsになります。

解像度
1080×1920
fps
30.0

タイムラプスの撮影時間と間隔

撮影間隔は撮影時間によって自動で変わりますが、変わり方について以下の表にまとめました。

撮影時間が長くなったとしてもすべて再生時間が必ず40秒以下になるようになるため、長時間撮影したとしても容量不足で保存できなかった。。という心配もありません。

安心して手軽に撮影を楽しめる一方で、15分の撮影で再生時間1分の動画を作りたい!という場合には標準のカメラアプリでは詳細設定できないので対応することができません。

そんな時はアプリを使って細かく設定しましょう。

撮影時間
撮影間隔
倍速
再生時間
10分未満
0.5秒
15倍
0~40秒
10~20分未満
1秒
30倍
20~40秒
20分~40分未満
2秒
60倍
20~40秒
40~80分未満
4秒
120倍
20~40秒
80分~160分未満
8秒
240倍
20~40秒

タイムラプス撮影にあると便利なもの

三脚に取り付けられたiPhone

タイムラプス撮影でカメラがぶれてしまうとブレブレでとても見てられない動画になってしまいます。

せっかく長い時間かけてとっても完成したら全然だめだった、となってしまったらもったいないですよね。

そこであると便利なものを紹介していきます。

三脚

言わずと知れたスマホやカメラを固定する道具です。

タイムラプス撮影では様々な角度で設置することもあるので、設置角度の自由度が高いものがおすすめです。

また、シャッターを押すときにせっかく調整した角度が変わってしまわないようにリモコン付きのものが便利です。

リモコンがあれば撮影開始から終了までスマホに一切触れる必要がないので安心して撮影することができます。

モバイルバッテリー

撮影時間が数十分から数時間かかるようなときは、モバイルバッテリーを使って、途中で電池が切れてしまうようなことがないようにしましょう。

動画や写真の撮影は想像以上にバッテリーを消費するのでスマホが新しいからといっても油断大敵です。

大容量バッテリーがあればいざという時も安心ですね。撮影開始前に必ず接続しておきましょう。

スマホ用スタビライザー

自動車などにあまり詳しくない方は「なにそれ?」と思う方も多いと思いますが、スタビライザーはスマホに取り付けることで、手振れを大幅に軽減することができるアクセサリです。

スタビライザーを取り付けることでスマホを持ったまま歩いて、タイムラプス撮影をしても気にならないほどにブレを大幅に軽減することができます。

普段歩きなれた散歩道もスタビライザーを使ったタイムラプス撮影をすれば素敵な動画があっという間に完成します。

スマホ用レンズ

最近のスマホには広角レンズや望遠レンズもついている2眼3眼のスマホも増えてきて言います。

とは言っても、まだまだ主流は1眼カメラです。また、古い機種でタイムラプス撮影はしたいという場合にもスマホ用レンズがおすすめです。

広角レンズを取り付ければより広い範囲を写すことができるので、海や草原、山頂など様々な場面で活躍します。

細かく設定して自由自在に撮影する方法

自由に設定したいときにはこちらのアプリがおすすめです。

Skyflow – Time-lapse shooting

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無料ながら撮影する動画の解像度や撮影時間/間隔/枚数を決めることができるので、自由自在な撮影が可能になります。

ただし、高画質で撮影枚数が多いと大容量の動画になってしまいすぐに容量不足になってしまうので注意しましょう。

まとめ

最近ではスマホで気軽にタイムラプス動画を撮影できるようになったので他の動画とは一味違った写真を残すこともできます。

キャンプや登山などとも相性抜群で、山頂での休憩時間やBBQを楽しんでいるときに大自然の景色と雲の動きをタイムラプスで納めてみましょう。

素敵な思い出の一枚になること間違いなし!充電がなくならないようにモバイルバッテリーや三脚をしっかり準備してから挑戦してみてください!

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