薄暗い場所での面倒な設定変更が不要になる!ISO感度自動制御機能とは?

薄暗い室内で撮られたディナー用のワイングラスと食器の写真 カメラ

F値を小さくしても室内や薄暗い場所での撮影はシャッタースピードが落ちてしまって手ブレしてしまうことがよくありますよね。

シャッタースピードを速くするにはISO感度を上げないといけませんがISO感度を上げると画質が悪くなってしまいます。
だからと言ってISO感度などの設定を一回一回かえるのもめんどくさいと思っている人も多いと思います。

そこで今回はNikonのカメラに搭載されているISO感度を自動で制御してくれる非常に便利な「ISO感度自動制御機能」を紹介していきます。

ISO感度自動制御機能とは?

ISO感度自動制御機能は、シャッタースピードが設定値よりも遅くなる明るさになったときにシャッタースピードを変えずにISO感度を自動で上げて明るさを調整する機能です。

シャッタースピードの下限値とISO感度の上限値も設定することができます。

例えば

【カメラの設定】
モード:絞り優先
絞り値:F3.5
ISO感度:100
シャッタースピード:自動制御
ISO感度自動制御の設定
シャッタースピード下限値:1/60秒
ISO感度上限値:3200

この設定のとき太陽が出ているような明るい場所ではISO感度が100のままシャッタースピードを速くして明るさを調整します。

場所が変わって暗い場所で撮影するときには、シャッタースピードが下限値の1/60よりも遅くなるようなときにシャッタースピードを1/60のままISO感度が200、400と上がって明るさを自動で調整してくれます。
上限値を3200としているのでそれ以上にはなりません。

ISO感度自動制御のメリット

ISO感度自動制御を使うことで様々なメリットが出てきます。

今まで苦労していたこともこれで解決できるかもしれません!

①薄暗い場所でも手ブレしない

ケーキに火のついたろうそくが何本も刺さっている写真

日中の屋外と比べて室内はかなり暗いのでF値を小さくしてもISO感度が100くらいだとシャッタースピードが遅くなってしまい手ブレしてしまいます。

手ブレ補正機能のついているレンズやカメラを使えばシャッタースピードが遅くなってもキレイに撮れますが、あまり遅いと被写体ブレが起きてしまうこともあります

ISO感度自動制御を使うことで撮影に十分なシャッタースピードを簡単に確保できるようになります。

②ISO感度を無駄に上げなくて済む

ISO感度のノイズ比較

暗いからといってあらかじめISO感度を高めに設定するのは画質が悪くなるのであまりオススメできません。

ISO感度を上げるとランダムノイズと言われるノイズが出てきてしまい3200や6400程度になってくるとかなり目立ってきてしまいます。

ISO感度を必要最低限上げる設定にできるのでノイズを抑えて画質が悪くなることを防ぐことができます。

③設定変更操作が不要になる

明るさが変わった場合でもいちいち設定を変更する必要がなくなるのでシャッターチャンスを逃しにくくなります。

一人の場合には設定を変更しながら撮影を楽しむのも良いですが、家族や友人、ツアーなど集団で行動しているときに撮影に時間をかけてしまうと迷惑になってしまうこともあります。

スムーズに手間をかけずに撮れるという非常に嬉しいメリットも出てきます。

ISO感度自動制御の設定方法

NikonのカメラのISO感度自動制御の設定画面

まず、撮影モードを絞り優先(A)モード、シャッタースピード優先(S)モード、マニュアル(M)モード、プログラムオート(P)モードに変更します。

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「メニュー」の「撮影メニュー」から「ISO感度設定」を選びます。それぞれの意味は以下のとおりです。

ISO感度:ISO感度の基本設定
感度自動制御:機能のON/OFF
制御上限感度:ISO感度の上限値
低速限界設定:シャッタースピードの下限値

これを設定しておくことでどの撮影モードでもISO感度が自動で変更されるようになります。

シャッタースピード優先モードではISO感度が基本設定値まで下がっても明るい場合に自動で絞りを変更して明るさを調整するようになります。

Nikon以外のISO感度オートについて

他のメーカーの場合はISO感度のオート設定になります。

ISO感度の上限値や下限値を設定することができるのでNikonの感度自動制御と同じような設定で撮影することができます。

ただし、機種によってはISO感度の上下限値を自由に設定できなかったり、シャッタスピードの下限値は設定できずにISO感度だけが自動で制御される場合もあります。

一部の機種ではISO感度の自動設定もない場合があります。ISO感度の上限値とシャッタースピードの下限値を設定できるこの機能だけでもNikonのカメラをオススメできる理由になるくらい便利です!

まとめ

感度自動制御を使うことで自動で最適な設定にしてくれるのでめんどうな設定変更がなくなりシャッターチャンスを増やせます。

今まで使っていなかったという方はぜひ活用してみてください!かなり便利です!

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