撮影モードを変えて思い通りの写真を撮ろう!撮影モードの特徴と設定の違い

撮影モードのアイキャッチ カメラ
普段みなさんはカメラを使うときどんな設定で撮影していますか?
始めたばかりの人は細かい機能がわからなくてとりあえずオートにしている人も多いのではないでしょうか。

オートでももちろん綺麗に撮れますが被写体によっては、思ってたのと違う、もっと明るく/暗くしたい!と思うことも出てくると思います。

そこで今回は撮影モードについて簡単にご紹介していきます。
もちろんメーカーや機種によって細かい部分は変わってきますが基本的にはほとんど同じです。

撮影モードを細かく分けるとたくさんありますが大きく分けると「オート」「シーン」「エフェクト/フィルター」「マニュアル(準マニュアル)」の4つがあります。

どのようなモードなのか詳しく見てみましょう。

オートモード

湖畔に写る青空と葉のない木々の冬の景色

オートは絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなどの様々な項目を自動で設定して撮影するモードです。

自動で設定してくれるため、初心者の方でも手軽に撮影を楽しむことができます。その代わり融通がきかず思い通りの撮影ができないなどのデメリットがあります。

オートモードは暗い場所でフラッシュを使ってしまうので撮影モードを変えるか発光禁止の設定に変更しましょう。

カメラに慣れてくるとオートモードはほとんど使わなくなってきます。

シーンモード

シーンは様々なシーンに合った設定に自動でしてくれるモードです。

オートモードと同じように細かい設定はできませんがオートモードよりも被写体を印象付ける撮影ができるようになります。

すぐに設定変更できるのもシャッターチャンスを逃しにくくなるメリットですね。

代表的な撮影モードを一部ご紹介していきます。

ポートレート(人物撮影)モード

草原に座る帽子をかぶった女性を逆光で撮った写真

絞りを開放させてボケを楽しむことができます。

肌や髪の毛もソフトで滑らかな印象を自然と引き出すことができます。

ふんわりとした優しいイメージになります。

風景モード

山や自然に囲まれた川に浮かぶボートと青い空に浮かぶ真っ白な綿雲

絞りを絞って手前から奥までピントが合うパンフォーカスになります。

鮮やかでコントラストの効いたメリハリのある写真に仕上がります。風景モードで人物を撮るとクールな雰囲気に仕上がります。

クローズアップ(マクロ撮影)モード

近くから大きく撮った白い花と後ろに浮かぶ黄色い花々

小さいものを大きく写したいときに使えるモードでこれも絞りを開放気味にしてボケを楽しむことができます。

どれだけ被写体に近づけるかはカメラの設定ではなくレンズの性能によって変わるので注意しましょう。

さらに近づいて撮影したいときはマクロレンズやクローズアップレンズを使用しましょう。

スポーツモード

太陽に照らされてそりを引くシベリアンハスキーたち

シャッタースピードが速くなって連写ができるモードです。

シャッタースピードを上げても暗くならないようにISO感度が高めになります。

連写は機種によっては手動で変えないといけないので注意しましょう。

スポーツに限らず動き回るお子さんやペットの撮影に向いている便利なモードです。

その他の様々なシーン

ランチョンマットの上にある白いお皿に盛りつけられたトマトスパゲッティ

撮影するシーンによってさらに特徴的な写真にするため他にも様々な撮影モードが用意されています。

オレンジ色に染まる朝焼け/夕焼けをさらに印象的にする「夕焼けモード」、夜中に光り輝く夜景をキレイに撮れる「夜景モード」、料理を美味しそうに魅せる「料理モード」なども用意されています。

「オートモード」ではきれいに撮れない場面でも、被写体に適した設定に自動で変えてくれるのでカメラ初心者の方でも簡単に良い写真が撮れる便利な機能です。

エフェクト/フィルター

エフェクトモードはPhotoshopなどの編集ソフト/アプリで編集したときと同じような写真に仕上げる機能です。

撮影後に編集することもできますが設定しておけばすぐにエフェクトのかかった写真を楽しむことができます。

トイカメラ風

トイカメラで撮られた夏のひまわり

トイカメラで撮った写真のように外側が暗くなって彩度が低くなり少し色褪せたような色調になります。

ミニチュア・ジオラマ風

港町でにぎわっている人々をミニチュア効果で撮った写真

ピントが一部だけに合っていて上下のボケが強く出てるため小さいものを撮ったような印象になります。

彩度も強めになるのでよりジオラマを撮ったような写真になります。

絵画風

絵で描かれたような花瓶に入った赤と白のバラ

水彩画風や油絵風など様々な種類がありますが絵で描いたような仕上がりになります。

その他

その他にもメーカーや機種によって様々な種類があるので通常の撮影とはまた違った撮影を楽しむことができます。

マニュアル(準マニュアル)

キレイに撮られた青い天の川

明るさやその他の細かい項目を自分で設定できるモードで、P、A(Av)、S(Tv)、Mの4つのモードがあります。

明るさに関わる絞り、シャッタースピード、ISO感度を変えられるだけでなくホワイトバランスや露出補正、ピクチャーコントロール/スタイルなども自由に変えることができます。

自由度が高い分、設定をちゃんと理解していないと明るすぎたり、暗すぎたりといった写真になってしまうことがあります。しかし、この撮影モードでないと撮れない写真もたくさんあります。

カメラに慣れてきたらぜひこの撮影モードに挑戦して色々な撮り方で色々撮りましょう!

プログラムオート(Pモード)

適切な明るさになるように絞りとシャッタースピードを自動で設定してくれます。

適切な明るさを維持しながら絞りとシャッタースピードを変更することができます。この設定変更を「プログラムシフト」と言います。

細かい設定を決めつつもオートに近い感覚で撮れるのでスマホで撮るときのように一瞬を逃さずバシバシ撮りたいときに有効です。

絞り優先(A(Av)モード)

絞りは手動で自由に設定して、シャッタースピードは適切な明るさになるように自動で設定してくれるモードです。

絞りはボケ具合を調整することができるのでポートレートやマクロ撮影でボケを強調したり、風景写真でボケにくくさせたりとボケを操りたいときにオススメの撮影モードです。

暗い場所ではシャッタースピードが確保できずに手ブレしてしまうこともあるので注意しましょう。

シャッター優先(S(Tv)モード)

シャッタースピードは手動で自由に設定して、絞りは適切な明るさになるように自動で設定してくれるモードです。

夜景や水の流れなどを長時間露出撮影する場合や、シャッタースピードを上げて手ブレや被写体ブレを防ぎたいとき、流し撮りのような撮影をするときにオススメの撮影モードです。

撮影する明るさによって被写界深度(ボケやすさ)が変わるのでボケも調整したいときには注意しましょう。

マニュアル(Mモード)

絞りもシャッタースピードも手動で自由に設定することができる撮影モードです。

明るさに関係する「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」を自由に設定できるので設定によっては明るすぎて真っ白になったり暗すぎて真っ暗になってしまうこともよくあります。

ISO感度はオートに設定できてしまう機種もあるので手動にして撮影しましょう。

カメラのファインダーには明るさの適正値や明るすぎ/暗すぎといったメッセージが表示されるのでこれを元に設定しましょう。

ただし、星空や花火などの撮影ではこの適正値やメッセージを無視する必要がある場合もあります。
また、明るさの調整に関する「露出補正」や「測光モード」も意味がなくなります。

オートとマニュアル(準マニュアル)の比較

撮影モード
絞り値
シャッタースピード
ISO感度
露出補正
ホワイトバランス
ピクチャーコントロール/スタイル
フラッシュ
測光モード
オートモード
自動
自動
自動
自動
自動
自動
自動
自動
Pモード
自動
自動
選択可
手動
手動
手動
手動
手動
A(Av)モード
手動
自動
選択可
手動
手動
手動
手動
手動
S(Tv)モード
自動
手動
選択可
手動
手動
手動
手動
手動
Mモード
手動
手動
選択可
手動
手動
手動
手動
手動
自動:自分で設定ができない
手動:自由に設定可能
選択可:オートを選択できる機種は自由に選べます。

シーンモードやエフェクトモードは基本的にはオートと同じく自動です。

モードによってはフラッシュなどが使えない場合もあります。

まとめ

オートやシーンを使うことで簡単に素敵な写真を撮ることができます。

その代り、細かい設定変更はできないのでそんな時にはマニュアル(準マニュアル)モードを使ってみましょう。

設定次第ではどのような被写体もキレイに思い通りに撮ることができるようになります。

自由自在に写真を撮ると撮影スキルのアップにもつながります。

ぜひマニュアルモードで撮ってみましょう!

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