あまり外に出たくなくなってしまう梅雨の時期、そんなときに見頃を迎える紫陽花(アジサイ)の魅力を紹介します。
雨やくもりの多い梅雨だからこそ良い写真が撮れるので雨の日でも撮りに出かけたくなってしまう魅力的な花です。
紫陽花は地域美化のために植えられていることも多いため、街なかでもよく見ることができるのでぜひ素敵な写真を撮りに出かけてみてください!
紫陽花(アジサイ)の基本情報
まずは紫陽花の開花時期やいろなどの基本情報を簡単にまとめたので確認していきましょう。
紫陽花(アジサイ)の開花時期
アジサイには様々な種類、品種がありますが、日本の「ガクアジサイ」が原種で西洋で品種改良された「セイヨウアジサイ」は日本全国でよく見ることができます。
例年、九州では5月下旬から開花し始めて6月に入ってから徐々に北上してきます。
関東地方では6月中旬ごろに開花し始めて6月下旬ごろに見頃を迎えます。
7月に入ると東北地方北部でも開花し始めて北海道では8月上旬に開花します。
関東の梅雨入りは例年6月上旬なので梅雨入りと同じような時期に紫陽花も開花し、見頃を迎えます。紫陽花をみると雨をイメージする人も多いと思います。
花の色
花の色は植えられている土の酸性かアルカリ性(pH)によって変わります。
酸性だと青色、アルカリ性だとピンク色になります。中学校の理科実験で使ったリトマス試験紙とは色の変わり方が逆になってます。
品種によっては色が変わらない品種もありますが、青やピンク、白、黄色など様々な色のアジサイを楽しむことができます。
紫陽花撮影のポイント
紫陽花の撮影は単調になってしまいやすいため、一風変わった写真にするためのポイントを紹介していきます。
雨の日の撮影や撮影後の保管方法などについては以下の記事で紹介しています。
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天気が雨やくもりの日がピッタリ
紫陽花の撮影は天気が雨やくもりなどコントラスト(明暗の差)が大きくない日がオススメです。
梅雨の雰囲気をアジサイと一緒に表現することができ、花の魅力だけでなく日本らしい魅力的な写真に仕上がります。
コントラストを弱くするときにはピクチャーコントロール/ピクチャースタイルを「ポートレート」「ニュートラル」にすると柔らかく表現できます。
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晴れの日でももちろん撮影できますが順光で撮ると「紫陽花らしさ」が少しなくなってしまうので逆光から撮るなどするといい感じになります。
明るく撮ってソフトに見せよう
晴れてる日など明るい場所では露出補正をプラスにして明るめに撮ってみましょう。
通常の設定だと思っている以上に暗い写真になってしまうため、特にピンクなどの暖色系の紫陽花を撮るときには明るさを意識しましょう。
ソフトフィルターを使うことでさらに温かみのある写真に仕上げることができます。
明るく撮りつつソフトフィルターも使ってみると今までと違った一枚になります。
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暗めに撮ってシックにまとめよう
今度は露出補正をマイナスに設定して撮影してみましょう。明るく撮ったときとはまた違った雰囲気の写真になります。
特に寒色系や濃い紫などの紫陽花を撮るときに暗めを意識すると引き締まった写真になります。
コントラストを強めることでより紫陽花を目立たせることができます。
ピクチャースタイル/コントロールを「風景」や「ビビッド」にすることでコントラストを強めることができます。
圧縮効果を活用しよう
紫陽花がたくさん並んでいるときには圧縮効果を使って様々な色や種類の花を入れて豪華な写真にするのもオススメです。
圧縮効果は望遠レンズで顕著に現れる効果で、遠くにある被写体同士の距離が短く見えるようになります。
圧縮効果についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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紫陽花を副題にしよう
紫陽花をメインに撮るのも良いですが紫陽花と一緒にカタツムリやハチなどの生き物、梅雨の風景を撮るのもまた一味違ったおもしろさがあります。
道端に咲いている紫陽花を写すときは全体の1/3を紫陽花に、2/3を景色にすることで3分割構図になり紫陽花と周りの風景をバランスよく写すことができます。
構図についてはこちらで詳しく紹介しています。
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マクロ撮影もおもしろい
マクロレンズを使って思いっきり寄ってみるのもオススメです。普段は見ることのできない世界が広がっています。
手ブレしやすくピントもずれやすい撮影になるので三脚やレリーズを使って撮影しましょう。光の当て方によっても大きく印象を変えることができます。
マクロ撮影にはマクロレンズかクローズアップレンズを使いましょう。
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まとめ
梅雨だからこそ良い一枚になる紫陽花を撮ってみてはいかがでしょうか?
雨が嫌いな人も多いと思いますが雨だからこそ出かけて見てください!
ステキな写真とカタツムリなど生き物に出会えるかもしれませんよ!
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