【写真25枚】基本構図10種類を紹介!構図を意識してステキな写真を撮ろう!

女性が持っているプレゼントの写真撮り方
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色々な場所に行って色々な被写体を撮っても毎回同じような写真になってしまう、と悩んでる人も多いのではないでしょうか。

センスがとびぬけてすごい人は別かもしれませんが何となくで撮っているとどうしても同じような構図で代わり映えのない写真が増えてしまいます。

今回は基本的な構図10種類と撮るときに意識するべきことをまとめてみました!

ご紹介する構図がどんな時でも良いと言えるわけではないので、基本の構図にとらわれずにオリジナルのセンスで個性のある写真にするのもとっても素敵です。

基本構図を覚えておいて損はないのでしっかり押さえておきましょう!

メインの被写体を強調したい

構図の中でも特に被写体を強調させたいときに有効な構図を紹介していきます。

この構図ばかりになると撮った写真を見返したときに面白味がなくなってしまうかもしれないので注意しましょう。

日の丸構図

日の丸構図で撮られた鳥の写真

日の丸構図の蓮の花の写真

日の丸構図は写真の中央にメインとなる被写体を置いた構図です。

シンプルで力強い構図で一輪の花、ポートレート、月や太陽等の1つのメイン被写体を見せたいときに有効な構図です。

この構図になるとメインとなる主題が8割、背景となる副題が2割くらいの割合でインパクトを与えます。

初心者の方や何も考えずに撮るとよくこの構図になってしまいます。力強い構図ですが面白味のない構図でもあるので、メインの被写体を印象強く残したいときに使ってみましょう。

額縁構図、トンネル構図

洞窟から覗いた海の写真

フェンスから覗いたブリッジの写真

前ボケのあるイチゴの写真

額縁構図、トンネル構図は特に見せたい被写体以外をあえて隠すことによってメインとなる被写体をより印象的に見せることができる構図です。

窓や洞窟、フェンス、花などを入れることによって被写体のある場所の雰囲気を表現しながらメインの被写体を目立たせることができます。

望遠レンズで撮影するときに前ボケを見せることでトンネル構図を作りながら写真全体の色合いや雰囲気が伝わりやすい写真になります。

サンドイッチ構図

布のすきまに現れた子猫の写真

岩に囲まれた場所から見上げる星空の写真

サンドイッチ構図はトンネル構図や額縁構図と同じように見せる被写体を制限してメインを印象付けることができる構図です。

全体をバランスよく撮りたい

汎用性が高くどんな場面でも使いやすい構図を紹介していきます。

普段何気なく撮る写真でもこれから紹介する3つの構図を意識すれば脱初心者間違いなしです!

三分割構図

三分割構図になっている海の波の写真

青空と1輪のひまわりの写真

三分割構図は写真を撮るときの基本的な構図の1つで、写真全体をバランスよく写すことができます。

三分割構図は均等に三分割するということだけではなく写真を三分割したときのポイントに被写体を置くことも言います。

波の写真はきっちり三等分されていますが、ひまわりの写真のようにひまわりの花を左上のポイントに置いた写真も三分割構図を意識した写真となっています。

生き物を撮る時のワンポイント

遠くを見つめているレッサーパンダの写真

生き物を撮るときは目線の先に空間を広げると、何をみてるのかな?何があるのかな?といった想像を膨らませる写真になります。

動物は目線の先などは空間の広がりを意識して撮ってみましょう。

対角線構図

対角線構図を意識した花の写真

斜め構図を意識した橋の写真

対角線構図は、メインとなる被写体を写真いっぱいに写したり、普段の写真に変化をつけたりすることができる構図です。

細長いものでも被写体全体をバランスよく写すことができる基本的な構図の1つです。

平凡な写真に変化をつけたいときにも使えますし、手前と奥の距離感がある写真を撮るときにも意識するとグッと良くなる便利な構図です。

水平を崩すと写真に動きが出ますが、安定性がなくなり不安感のある写真になってしまう難しい構図でもあるので注意しましょう。

三角構図

電波塔を下から見上げた写真

電卓の上で料理とお金のバランスをとっている写真

ケーキとコーヒーとカボスの写真

三角構図は奥行きを表現したり写真全体をバランス良く撮影することができます。

塔やビル、一直線の道を広角で撮ることで遠くの方が1点に集まってみえなくなり、結果的に三角構図を作ることができます。

ここで作る三角形は正三角形でなくても、写真の中央をいしきしなくても大丈夫です。バランスに困ったら三角形を意識してみましょう。

被写体に合った写真にしたい

被写体によっては上で紹介した構図ではない方が写真映えすることがあります。

状況や被写体に合わせた構図を紹介していきます。

二分割構図

湖に写ったお城の写真

歴史ある大きい建造物の写真

2分割構図は、左右もしくは上下で対称になっている構図です。

左右対称の建造物を真ん中に置いて被写体を強調したり、水に反射させて印象的にさせたりすることができる構図です。

日の丸構図と同じように力強く被写体を強調できる構図ですが、日の丸構図とはまた違ったユニークな写真にすることができます。

放射構図

放射構図になっている走っている電車の写真

橋の上の機関車の写真

放射構図は遠くにあるものが1点集まる「消失点」から放射状に被写体が広がっている構図です。

より長く見せたり奥行きを表現するときに使える構図です。列車や駅のホーム、高い建物、橋などを標準レンズ~広角レンズで撮影すると放射構図になります。

広角レンズを使うと遠くにあるものがより遠くに見える「パースペクティブ効果」が得られるため放射構図になりやすくなります。

アルファベット構図

アルファベット構図は曲線を意識することで滑らかさや優しさなどの印象的与えることができ、他の構図とは少し違った形で表現することができる構図です。

お皿やコップなど丸い被写体を写すときに意識すると良い構図です。

C構図

テーブルに乗ったサラダの写真

炭酸水に浮かぶレモンの写真

C構図は名前の通り、アルファベットのCを意識した構図です。お皿やカップなどを全部写さずにCの形を意識した構図です。

食べ物の撮影で真ん中に置いてしまうと日の丸構図になってしまいますがあえて一部を隠すことで、また違った印象の写真にすることができます。

S構図

S字を意識したコーヒーの写真

S字カーブの写真S構図も名前の通りSの形を意識した構図です。

道や川の滑らかさや長さを表現したり、カップやお皿を並べてS字を意識することでユニークな写真にすることができます。

レイルマン構図

レイルマン構図で撮られた橋の上の列車の写真

菜の花と山と列車の写真

レイルマン構図は電車をを取り入れた風景写真をより印象的にキレイに写せるように考えられた構図です。

より広く空や街並みといった風景を取り入れられるようになっています。

縦に4分割した線と対角線に結んだ線の交点を目安としています。電車と美しい風景をバランスよく写すことができます。

まとめ

基本構図はあくまで写真を撮るときの目安です。

構図を意識することでバランスの良い写真をつくりやすくなりますが、意識しすぎるといつも同じような写真になってしまったりします。

今回紹介した基本構図にとらわれすぎずに自由に撮影を楽しんでください!

いろいろな構図で撮ってみて自分だけの特別な一枚を撮りたいですね。

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