色々な場所に行って色々な被写体を撮っても毎回同じような写真になってしまう、と悩んでる人も多いのではないでしょうか。
センスがとびぬけてすごい人は別かもしれませんが何となくで撮っているとどうしても同じような構図で代わり映えのない写真が増えてしまいます。
ご紹介する構図がどんな時でも良いと言えるわけではないので、基本の構図にとらわれずにオリジナルのセンスで個性のある写真にするのもとっても素敵です。
メインの被写体を強調したい
この構図ばかりになると撮った写真を見返したときに面白味がなくなってしまうかもしれないので注意しましょう。
日の丸構図
日の丸構図は写真の中央にメインとなる被写体を置いた構図です。
シンプルで力強い構図で一輪の花、ポートレート、月や太陽等の1つのメイン被写体を見せたいときに有効な構図です。
この構図になるとメインとなる主題が8割、背景となる副題が2割くらいの割合でインパクトを与えます。
額縁構図、トンネル構図
窓や洞窟、フェンス、花などを入れることによって被写体のある場所の雰囲気を表現しながらメインの被写体を目立たせることができます。
サンドイッチ構図
全体をバランスよく撮りたい
汎用性が高くどんな場面でも使いやすい構図を紹介していきます。
三分割構図
三分割構図は写真を撮るときの基本的な構図の1つで、写真全体をバランスよく写すことができます。
三分割構図は均等に三分割するということだけではなく写真を三分割したときのポイントに被写体を置くことも言います。
生き物を撮る時のワンポイント
生き物を撮るときは目線の先に空間を広げると、何をみてるのかな?何があるのかな?といった想像を膨らませる写真になります。
対角線構図
対角線構図は、メインとなる被写体を写真いっぱいに写したり、普段の写真に変化をつけたりすることができる構図です。
細長いものでも被写体全体をバランスよく写すことができる基本的な構図の1つです。
平凡な写真に変化をつけたいときにも使えますし、手前と奥の距離感がある写真を撮るときにも意識するとグッと良くなる便利な構図です。
三角構図
塔やビル、一直線の道を広角で撮ることで遠くの方が1点に集まってみえなくなり、結果的に三角構図を作ることができます。
被写体に合った写真にしたい
被写体によっては上で紹介した構図ではない方が写真映えすることがあります。
二分割構図
2分割構図は、左右もしくは上下で対称になっている構図です。
日の丸構図と同じように力強く被写体を強調できる構図ですが、日の丸構図とはまた違ったユニークな写真にすることができます。
放射構図
より長く見せたり奥行きを表現するときに使える構図です。列車や駅のホーム、高い建物、橋などを標準レンズ~広角レンズで撮影すると放射構図になります。
アルファベット構図
アルファベット構図は曲線を意識することで滑らかさや優しさなどの印象的与えることができ、他の構図とは少し違った形で表現することができる構図です。
C構図
C構図は名前の通り、アルファベットのCを意識した構図です。お皿やカップなどを全部写さずにCの形を意識した構図です。
S構図
S構図も名前の通りSの形を意識した構図です。
レイルマン構図
より広く空や街並みといった風景を取り入れられるようになっています。
まとめ
構図を意識することでバランスの良い写真をつくりやすくなりますが、意識しすぎるといつも同じような写真になってしまったりします。
いろいろな構図で撮ってみて自分だけの特別な一枚を撮りたいですね。
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