日本では九州から北海道にかけて全国で楽しむことができるラベンダーですが、特に北海道で有名です。
夏に楽しめる鮮やかな紫色の花を見て楽しむだけでなくフローラルな香りでアロマなどでもよく使われます。
リラックス効果のある香りを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
ラベンダーの基本情報
ハーブの一種でフローラルな香りを楽しむことができるのでアロマや芳香剤としてもよく使われていてラベンダーの香りをすぐに思い出せる人も多いのではないでしょうか。
日本で本格的な栽培が始まったのは1930年代からですが、ラベンダーは水はけがよく風通しのいい環境を好むことから、梅雨のない北海道が特に適していることがわかり北海道を中心に栽培されるようになりました。
ラベンダーの見頃
ラベンダーは様々な品種改良がされながら世界中で栽培されているため、品種によっては冬でも楽しめるものもあります。
日本では6月中旬~7月下旬の見頃を迎える品種が多く、初夏~夏に楽しむことができます。
開花
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見頃
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備考
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早咲き
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6月中旬~
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品種「こいむらさき」など
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標準
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6月下旬~
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品種「ようてい」など
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遅咲き
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7月中旬~
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品種「おかむらさき」など
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ラベンダーの効果
また、抗菌・殺菌作用があるため防虫にも効果が期待できます。部屋やベランダにラベンダーを飾って蚊やハエを寄せ付けないことも期待できます。
ラベンダーの撮影ポイント
ラベンダーより印象的で素敵な写真に収めるための撮影のポイントを6つ紹介していきます。
低い位置から撮影しよう
背の低いラベンダーを撮るときはしゃがんで目線を下げて撮るようにしましょう。
高い位置からの撮影では構図がワンパターンになってしまいがちで、撮影表現も狭くなってしまいます。
前ボケを効かせて撮影しよう
名所はもちろん、ラベンダーが植えられている場所では同じ場所にたくさん植えられていることが多く、ラベンダーもたくさんの花を咲かせるため手前から奥までずらっと並んでいることが多いです。
写真全体の色味をやさしく変えることができ、ボケの効いたやわらかな表現にすることができます。
ボケを楽しむときには望遠レンズやF値の小さい明るいレンズを使うとより楽しむことができます。
ボケについてはこちらで詳しく紹介しています。
ポートレートは望遠レンズで圧縮効果を狙おう
ラベンダー畑でポートレートを撮るときには望遠レンズの特長である圧縮効果を活用することで素敵な写真に仕上がります。
圧縮効果は撮影者から離れているもの同士の距離が短く見える効果でラベンダーをよりたくさん、より豪華に取り入れることができます。
夕焼けと一緒に撮ろう
ラベンダーの紫色と夕焼けの赤オレンジ色は親和性の高い色味で昼間とは全く違った雰囲気を出すことができます。
夕焼けの中のラベンダーは大人っぽい印象になり、露出補正を少し下げて暗めに撮ることでさらに印象的に仕上げることができます。
広角レンズでダイナミックに写そう
数千株、数万株のラベンダーが楽しめる全国の名所では広角レンズを使ってダイナミックに表現しましょう。
また、写真に収めるラベンダーの範囲を1/3、半分、2/3と変えることでも印象が変わるので構図を意識しながら撮影して好みの写真に仕上げましょう。
ハチや蝶々と一緒に撮ってみよう
ラベンダーはハーブの一種のため防虫効果がありますが、ミツバチや蝶々は香りに寄せられて蜜を吸いに来ることもあります。
撮影難易度は上がりますが、中望遠のマクロレンズを使うことでより印象的な写真を撮ることができるようになります。
まとめ
鮮やかな紫色と素敵な香りを楽しみながら散策、撮影はとっても気持ち良いので天気のいい日にはぜひ全国の名所に遊びに行きたいですね。
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