バラの色によって撮り方を変えて魅力的な写真を撮ろう!薔薇の撮影ポイント8選

水滴のついた赤いバラ 撮り方

世界的にも人気が高く美しい花の代名詞にもなるような花で、結婚式やプロポーズなど恋愛関係の話にも良く出てきますよね。

「キレイなバラには棘がある」など様々バラにちなんだ慣用句があるなど普段の生活に馴染んでいることが良くわかります。

今回は、そんなバラを美しく印象的に写すための方法と見頃や開花時期、ちょっとした豆知識を紹介していきます。

バラ(薔薇)の基本情報

バラの開花時期と見頃

バラの開花時期は主に5月、6月が主な開花時期ですが、種類によっては春から秋にかけて楽しむことができ、条件が整えば1年中楽しむことができます。

今では品種改良が進んで2万種を超える品種があるので原種のバラは5月~7月見頃を迎えるものがメインですが、中には1年に数回見ることができる品種もあります。

基本的には暖かいシーズンに花を咲かせるので基本的には4月、5月頃に開花し始め、5~7月に見頃を迎えます。8月~11月頃に見ることができる品種もあるので長いシーズン楽しむことができるお花です。

バラの種類

様々な品種改良が進み、今では約2万種類ものバラがあると言われていて様々な形や色を楽しむことができます。

その中でも咲く季節に関わる種類の違いを3つ紹介していきます。

一季咲き

一季咲きは1年に一回花を咲かせる種類です。

春に咲くのが一般的で日本では沖縄で4月中旬~、関東で5月頃、北海道では6月頃に楽しむことができます。

1年に1度ですが同時に一気に咲くので写真を撮る人も、鑑賞を楽しむ人も嬉しいのが特長ですね。

返り咲き

返り咲きは春に花を咲かせた後に、数は少ないですが夏や秋にも花を咲かせる種類のバラです。

返り咲きは「二季咲き」とも呼ばれ、1年に2度楽しむことができます。種類はあまり多くありませんが、一季咲きよりも楽しみが増えます。

四季咲き

四季咲きは1年を通して楽しむことができる種類で、基本的には春、夏、秋に楽しむことができます。

冬は?と思う方もいると思いますが、冬は気温が低いため屋外などでは花を咲かせることはありませんが、屋内などあたたかい場所で育てることで冬でも花を咲かせます。

1年中楽しむことができるので、公共施設でも重宝されています。

バラの慣用句

慣用句
意味
茨の道
辛く険しい道のりのこと
青いバラ
神の祝福、不可能の意味
キレイなバラにには棘がある
外見の美しさに気を取られていると危ない

バラを印象付ける撮り方

それではバラをより美しく、印象的に写すための方法を紹介してきます。バラ自体が非常に特徴的なのでシンプルに写してあげることを意識してみましょう。

優しく撮る

マクロレンズで撮った黄色いバラの花

バラと聞くとまず真っ先に赤い花を思いうかべる方が多いと思いますが、約2万種類もあるので黄色やピンク、白や青など様々な色があります。

その中でも淡色のバラを写すときは優しい印象で撮ってあげることでより魅力的に写すことができます。

優しく撮るための方法をいくつか紹介していきます。

前ボケで写したい場所を強調しよう

前ボケはピントを合わせて撮りたいメインのバラの手前にバラを置いて手前のバラをあえてボケさせることで写真全体の印象を柔らかくしつつ、メイン被写体を強調できる手法です。

バラがいくつも咲いている場所で撮影するときは前ボケを使ってあげることで優しい雰囲気を演出することができます。

淡色の柔らかい色で写してあげることでとっても印象的になります。

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ソフトフィルターで全体の印象を変えよう

ソフトフィルターはカメラのレンズに取り付けることで全体をふわっとボケさせて不思議な写真にすることができるアクセサリです。

レンズフィルターには様々な種類がありますが、ソフトフィルターはバラだけでなく様々な花を撮るにも相性がよく、他にも、イルミネーションなどを撮るときにも活躍します。

あまり高価なものでもないので1つは持っておきたいアクセサリの一つですね!
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マクロレンズでピンポイントを写そう

マクロレンズは小さい被写体を大きく写すことができるレンズの一つです。

何枚もの花びらが折り重なっているバラの特徴的な部分を大きく写すことができるだけでなく、ボケを強調した柔らかい印象で撮ることもできます。

標準レンズにレンズフィルターのように取り付けてマクロ撮影できるようにするクローズアップレンズもあります。

画質は多少悪くなってしまったり取り付け取り外しが面倒というデメリットも多いですが試しマクロ撮影したいという方にはオススメです。

露出補正で明るめに撮ろう

優しい印象にするためのもう一つの手法として明るく撮る、というのもあります。

ポートレート撮影でもよく使われますが、明るく撮ることで光に包まれたような素敵な1枚に仕上げることができます。

ただし、白とびなど色彩情報が損なわれてしまうので濃色のバラとは相性が悪いこともあるので注意しましょう。

コントラストを下げて影の影響を減らそう

優しいと感じる写真の印象にするためには、色の濃淡や明暗を少なくすることが大事です。

日差しが直接当たっているような場所で撮影するとどうしても影ができてしまい明暗の差が激しくなってしまいます。

そんな時は、光を抑えるレフ板を使ったり、曇りの日や日陰に咲いているバラを狙って撮ってみましょう。

また、ピクチャーコントロール/スタイルなどのカメラの設定を「ニュートラル」や「ポートレート」にすることでもコントラストを下げることができます。

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濃色のバラはパリっと撮ろう

暗闇に浮かぶ赤いバラ

真っ赤なバラや真っ青なバラなど濃い色のバラを撮るときは、優しくみせるのではなくパリッと写すことで全く異なる印象にすることができます。

暗めにして形と色をみせる

露出補正をマイナスにすることで全体を暗めに写すことができ、コントラストがはっきりするので花の形をしっかり写すことができます。

このとき、光が差し込んでいるバラを選ぶことでバラだけを強調することができます。

白とびを防ぐことでバラの色を失うことなくしっかりと写すことができます。

パンフォーカスで撮ろう

パリッとした印象にするためにボケをあまり使わずに全体にピントが合っているパンフォーカスで撮ってみましょう。

中途半端なボケはピントずれが起きてしまっているような不安を感じてしまう写真になってしまうので、レンズの絞りをしっかり絞って撮影しましょう。

パンフォーカスは風景写真にはもってこいですが、何か一つを見せたいときには構図を工夫する必要があるので、何を一番見せたいのかはっきりさせましょう。

セレクトカラーを使ってみる

花瓶に入ったバラのセレクトカラー

ちょっと変わった手法でデジタルカメラならではの撮影方法ですが、バラの花をより印象的に写すためにセレクトカラーを使うのも面白いのでオススメです。

セレクトカラーには、指定した部分の色を残すのか、写真全体の決めた色だけを残すのか機能によって少し変わります。

どちらの方法も写真の幅を広げる機能なので試しに使ってみてはいかがでしょうか。
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まとめ

世界的にも大人気の花で、花の王道と言っても過言ではないバラですが、今回は撮影するときの3つのポイントとそれぞれの方法を紹介しました。

淡色のバラは優しく、濃色のバラはパリッと写してみましょう。

優しく撮るときは①ボケを使って、②明るめに、パリッと見せるときは①暗めに、②パンフォーカスを意識しましょう。

たまにはセレクトカラーも使って表現の幅を広げてみましょう。バラをどうやって撮ろうか迷っている方は是非参考にしてみてください!

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