水の反射を利用した「リフレクション」で幻想的な写真を撮ろう!水鏡撮影の11個のポイント

撮り方
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池や湖など水面に反射した景色わ鏡に写したような幻想的で素敵な景色を楽しむことができます。

南米にあるボリビアのウユニ塩湖は雨が流れずに薄く膜を張るため水面に反射する絶景が有名です。

人生で一度は訪れてみたいですよね!

今回はそんな、リフレクション、水鏡撮影と呼ばれるおもしろい撮影方法と魅力を紹介していきます。

雨の日の水たまりを利用するのもおもしろいのであまり出かけたくない梅雨の時期にもおすすめです。

リフレクションとは?

水面に映った景色を鏡に映したように見せる撮り方を水鏡撮影やリフレクションと言います。

基本的には水を使った撮影になりますが、きれいに磨かれた大理石やフローリングでも反射を楽しむことができるのでいろいろな場所で撮影を楽しむことができます。

水たまりなど雨上がりではどんなところでも撮影できるので普段の景色も一風変わった写真に収めることができます。

リフレクションがうまく撮れる条件

リフレクションを使った素敵な写真を撮るときにもベストな条件や場所があります。

撮影した居場所や天候がいい条件だとより素敵な写真が撮れる確率が上がります!

水面にごみがない

当たり前といえば当たり前ですが、水面にごみが浮かんでいるような場所ではきれいに景色が反射せずにうまくリフレクションが撮れません。

水中が濁っていても泡や落ち葉などが浮かんでなければ撮影には大きな影響がないのでごみなどが浮いていないかしっかり確認するようにしましょう。

流れが遅い

水の流れがまったくない水たまりや、流れが遅い池、湖などでは水面があまり波立たないのできれいに映し出すことができます。

日本のお城の周りにある堀などを使ってライトアップされた城と一緒に撮影するのも人気な撮影方法です。

風がない日

池や湖でも風の強い日は水面が波立ってしまうので鏡に映したようには撮れません。

後で紹介しますが撮影方法を変えることで、また違った印象の写真に仕上げることもできますが、基本的には風のない日や風の当たらない場所で撮影するのがおすすめです。

水面に近づける

水に反射している景色を写すので撮影する角度が悪いとうまく撮影することができません。

橋の上からなど高い位置からではあまり思い通りには撮影できないので、水面にある程度近づくことができる場所がおすすめです。

近づいて撮影することで、より自由度の高い撮影ができるので構図や写す範囲を思い通りに表現することができます。

明るい時間やライトアップを狙う

光がなかったり弱いところではうまく写すことができないのでリフレクションを狙うときは日の光がまだ明るく街灯がなくても出歩けるくらいを狙うようにしましょう。

夜の撮影はライトアップなどしっかりと照らされている被写体を狙うときれいに写しこむことができます。

リフレクションを狙ってみよう

実際にリフレクションの写真を見ながらどんな写真がどんな場所で撮影できるのか見ていきましょう。

どれも素敵な写真ばかりで絶景をさらに幻想的に表現してくれます。

池・湖

夜に撮影した星と月と木のリフレクション

池や湖は流れが遅いので鏡で映したような線対称の写真を撮ることができます。

小さいほど風の影響が弱いので比較的な小さな池などではよりきれいに写すことができます。

ただ、やっぱり壮大さを表現するなら大きな水面がいいですね。

冒頭でもご紹介したウユニ塩湖は自転車や車が通れるほど浅く、東京都5個分の広さがあるので、リフレクションを楽しめるだけでなく広大な美しい景色を独り占めできる絶景スポットです!

川・海

流れの強い川と山脈のリフレクション

波立つ海や流れの強い川では水面が安定しないためうまく反射しないですよね。

そんな時には長時間露出で撮影しましょう。

長時間露出で撮影することでソフトな反射を楽しむことができ、鮮明ではありませんが反射した景色を楽しむことができます。

雨の日に水面が波打ってしまうような場合も長時間露出で撮影することで反射を楽しむことができます。

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田んぼ

田んぼと夕日のリフレクション

春も終わりに近づき初夏を感じさせる季節には田んぼにも水が張られ田植えの時期になっていきます。

田舎の田園風景と夕焼けのコンビネーションは昔懐かしい思い出を感じさせますよね。

そこでもリフレクションを取り入れることでさらに魅力的で素敵な写真に仕上がること間違いなしです。

玄関から出ていく人の床とのリフレクション

大理石やフローリングなど材質によってはも反射の仕方は違いますが、その違いも写真の印象を大きく変えるポイントです。

水面に映る景色とは全く違った都会や室内の景色にリフレクションを取り入れるのも楽しいです。

水鏡撮影のポイント

それでは実際に撮影するときのポイントを紹介していきます。

ポイントを押さえて失敗を減らしましょう。

角度に気を付けよう

水面と撮影者の位置によっては水に写る景色は全く変わってしまうので思い通りに写せないときは角度を変えてみましょう。

遠くにある景色を写したり上下対称の写真に仕上げたいときは水面近くの下のほうから撮影することを意識すると失敗を減らせます。

高い位置からの撮影ではうまく反射しないことが多いので注意します。

三脚を使おう

撮影の基本になりますが、リフレクション撮影では特に垂直・水平に気を付けます。

水を使った撮影が多くなるので水平が崩れるとすぐにわかりますし全体的なバランスが悪くなって台なしになってしまいます。

三脚を使うときは水準器のついたものを選ぶようにしましょう。
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構図を意識しよう

川に映った橋で円形になった写真

リフレクションを取り入れた撮影では基本的に2分割構図になることが多いと思いますが、あえて真ん中に寄せずに撮影するのも面白いです。

橋を取り入れた撮影では2分割構図だけでなく、橋の手前から撮影して放射構図を意識してみても素敵な写真になります。
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ピントの位置に気を付けよう

水に沈んだ本

水たまりなど底の浅い水面を使ってリフレクションさせるときにはピントを合わせる位置に気を付けましょう。

水の奥にある地面にピントを合わせてしまうと反射している景色がぼやけてしまいきれいに写せなくなります。

反射した景色にピントをうまく合わせられないときはマニュアルフォーカスを活用しましょう。

被写界深度は深めにしよう

風景写真を撮るときにはボケをなるべくなくしたパンフォーカスな写真が好まれることが多いです。

被写界深度が深くパンフォーカスな写真にする方法は、「広角レンズを使う」「絞りを絞る」があります。

広大な景色を撮りたいときには広角レンズを使うことで被写界深度が深くなるので一石二鳥でおすすめです。

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コップの水や水たまりをつかうなど狭い範囲でリフレクションを楽しむときには絞りを絞って撮影しましょう。

絞り値はF10~16程度を目安に設定してみましょう。
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反射した部分の明るさを整えよう

海外の都会のコントラストの強いリフレクション

反射した部分はどうしても光が弱くなるので明るさの違いが出てきてしまいます。

明るさの違いを小さくして鏡のようにしたり、逆に暗い部分をさらに暗くしてコントラストを強くしたりすることで一味違った写真になります。

ハーフNDフィルターを使う

ハーフNDフィルターは写真の半分だけを減光させることができるフィルターです。

明るさの差をなくしたいときには水に反射していない部分を減光させるように使います。

NDは4など小さい値でOKです。

現像や編集ソフトを使う

撮った写真をRAWデータから現像したり、編集ソフトで編集することでよりパリッとした鏡のようなリフレクションを楽しむことができます。

編集ソフトにもよりますが「部分調整」「段階フィルター」などで部分的に明るさや彩度を調整することができます。

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まとめ

リフレクションは水だけでなくテーブルなど様々なものでも楽しむことができます。

水面が穏やかなほうが鏡のようにきれいに映りますが写真の仕上がりとして特に重要なポイントは角度と水平です。

リフレクションは比較的気軽に楽しめる撮影方法なのでぜひ挑戦してみて下さい!

撮影テクニックの基本

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