安全第一!雷を撮るためのポイントと設定を紹介!よくある勘違いと注意点とは?

ハッキリと写ったカミナリ 撮り方
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毎年夏になるとよく起きる雷ですが夏の雷発生数は、なんと冬の100倍近いそうです。

今回は雷の撮影ポイントと安全に撮るための注意点を紹介していきます。

カミナリによって命を落としている人は年間20人を超えると言われているので安全には十分注意して撮影しましょう。

雷の撮影ポイント

雷の撮影は意外と簡単で、初心者の方でも撮影することができます。

撮影のポイントは「長時間露出」と「安全」です。シャッタースピードを遅くして撮影することでいつ発生するかわからない雷でも撮影する確率を上げることができます。

また、雷に出会うことも重要になって来ますので、少しでも確率を上げる方法もご紹介します。

設定を変える

昼間の設定

昼間のカミナリ

昼間の撮影ではNDフィルターが必要になります。

ここではND400を使用した場合の設定方法をご紹介します。

減光フィルター:ND400
ISO感度:100
絞り(F値):F16前後
シャッタースピード:10秒程度

雷は明るく、長時間露出をするためISO感度は低く設定しましょう。ピントをしっかり合わせるため絞りは開放しすぎず絞りすぎない値に設定しておき、状況に応じて変更してください。

夜の設定

ISO感度は低く設定しましょう。夜の撮影は昼間のように明るくないためシャッタースピードを長めに設定してもキレイに撮影することができます。

街頭など撮影場所の明るさに応じてBalbを使って、雷の数や光り方に応じて時間を調整してみましょう。

減光フィルター:なし
ISO感度:100
絞り(F値):F12前後(F8〜F16)
シャッタースピード:30秒〜2分程度

構図を決めてピントを合わせる

三脚にセットして構図を決めたら遠くにある外灯などにピントを合わせるか、マニュアルフォーカスでピントを合わせます。

マニュアルピントを合わせる場合は試し撮りを行い確認しましょう。

昼間の撮影でもND400のフィルターを使うとピント合わせが難しいので、ライブビューモードを活用しながら試し撮りして確認するようにしましょう。

三脚を使うので手ブレ補正もオフにします。

撮影に必要なもの

いつ現れるかわからないカミナリは普段の撮影のように手持ちで撮影するのは非常に難しいです。

そこで撮影に必要なアクセサリを紹介していきます。

三脚

雷を撮影するときにはシャッタースピードを長くするので三脚は必須になります。

三脚を使うことで手ブレをなくすだけでなく、構図を固定することもできます。

比較明合成(コンポジット)を使うことで驚くような恐ろしくも美しい景色に仕上げることもできるので三脚を使用することがおすすめです。

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レリーズ

レリーズも雷の撮影では持っていると非常に便利です。手ブレを抑えることはもちろん、長時間露出のBalb撮影ではレリーズを使うことで簡単に自由にシャッタースピードを変えることができます。

室内から撮影する場合には、ワイヤレスのレリーズもあるのでこちらを使用しましょう。
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減光(ND)フィルター

NDフィルターはレンズに入る光を減らして、明るい場所でも長時間露出をできるようにするためのものです。

明るい時間帯の撮影では必ず必要になります。昼の撮影時はND400程度のフィルターがオススメです。

夕暮れの撮影ではND8程度がオススメです。夜の撮影では絞りを変えることである程度調整できますが、NDフィルターを使うことで撮影の幅を広げることができます。

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広角レンズ

広角レンズは必須ではありませんが、どこに発生するかわからない雷を撮影する確率を上げることができます。

また、スーパーセル(超巨大積乱雲)の撮影で口角レンズを使うと全体を撮影できるため壮大な写真にすることができます。
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雷に出会う方法

落雷情報を提供しているサイトがいくつかあるのでこちらを活用することで雷に出会う確率を高めることができます。

天気予報を活用する

落雷情報 – yahoo天気・災害

雷Ch – ウェザーニュース

気象庁 – レーダー・ナウキャスト

電力会社の情報を確認する

各電力会社は各地域の落雷情報を提供しています。

東京電力

東北電力

九州電力

中部電力

中国電力

関西電力

北陸電力

安全に撮影するためのポイント

カミナリに当たった人のイメージ
雷は非常に危険で日本国内でも毎年平均20名近くが雷の被害により命を落としています。雷の撮影をするときは安全に気を使って楽しく行いましょう。

撮影は基本的に屋内か車内

写真撮影を行うときは必ず屋内か車内から撮るようにしましょう。建物に落雷した場合、建物の側面に電気が流れるため屋内はコンセント等に近づかなければ比較的安全です。

軒先やベランダは屋根があったとしても雷が落ちる可能性があるため非常に危険です。撮影は控えましょう。

どうしてもベランダ等で撮影したい場合にはカメラと三脚を事前にセットしておき、ワイヤレスでシャッターを押せるリモコンやレリーズを使用して屋内から撮影しましょう。

バスや電車、車も基本的に安全な場所になります。ただし、車に雷が落ちた場合、轟音とともに強い衝撃が走り、窓ガラスが割れることもあるようです。

屋内からの撮影で窓の光の反射が気になる場合には、部屋の電気を消したり、レンズを窓ガラスに当てて反射を抑えて撮影しましょう。
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雷の注意点とよくある勘違い

雷の音が聞こえるところは落雷の危険性がある

雷が遠くにあるからといって安心はできません。雷の音が聞こえる距離はおよそ14km程度ですが、14km離れていても落雷する危険性があります。

雷雲は移動速度も速いため、遠いからと言って安心はできません。音が聞こえず、明らかに距離がある場合に望遠レンズで撮影する場合にも安全対策はきちんと行いましょう。

雨が降っていなくても雷は落ちる

雷は雨が降る前に発生します。雨が降っておらず撮影に適していると思っても安心はできません。

撮影よりも安全確保を最優先にしてください。

自転車やバイクは危険

自転車やバイクは金属の塊です。

雷雲の下を走り抜けたりせずに降りて雷雲が消えるまで安全地帯に避難しましょう。

傘は絶対さすのは危険

雷が伴う雨の中、屋外での撮影で機材や自分を雨から守るために傘をさすのは危険です。

絶対にやめましょう。

大きな木の下は危険

雨宿りといって木の下に避難してはいけません。側撃雷により感電する危険性があります。

側撃雷とは、雷が直撃した物体からさらに近くの物体に再放電する現象で、木から近くにいる人に電気が流れます。死傷させるほどの力があるので絶対に近づかないようにしましょう。

ゴルフ場のような広い場所は危険

河川敷や海など周りに高いものが何もない場所で立っていると落雷の危険性が一気に高まります。

海に落ちた場合でも20m以内にいる人は大きな被害を受けてしまいます。

落雷情報を見て事前に回避しましょう。

ゴム製の長靴や上着は効果なし

電気を通さないと言われるゴムですが、雷くらい威力がある電気に対しては全くの無力です。

ワン○ースの主人公のように雷が全く効かないというのは残念ながら現実的ではありません。

ネックレスやベルトを外しても効果なし

金属製のネックレスや腕時計が雷を誘導するということほぼありえません。

外したからと言って危険性が減るということもないので、きちんと安全な場所に避難しましょう。

まとめ

雷は非常に神秘的な自然現象ですが、危険なもの、怖いものという意識は常に持っていましょう。

安全を確保したうえで良い写真が撮ってこそカメラを楽しめているといっていいかもしれません。

撮影自体は長時間露出がポイントになりますので、初心者の方でも比較的簡単に撮影することができます。

比較明合成することでさらに神秘的な写真にもできますので安全に気を使って是非挑戦してみてください。

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