一眼レフのイメージセンサーサイズはスマホの50倍!?センサーサイズを比較しよう

イメージセンサーアイキャッチ カメラ
イメージセンサー(撮像素子)は写真の画質を決めるうえで最も重要な部品で、カメラの「眼」とも言える部品です。

画質はイメージセンサーのサイズだけでは決まりませんが、重要な要素の一つなので是非参考にしてみてください。

一眼レフ、ミラーレス、コンデジ、スマホで採用されているイメージセンサーがどのくらいの大きさなのか実感できると思います!

イメージセンサーのサイズ

イメージセンサーのサイズは様々な規格があります。

一般的にセンサーサイズが大きいほどカメラも大きくなり、センサーが小さいほどコンパクトになります。

ただし、最近ではミラーレスや高級コンデジの登場によって小さいカメラにも大きなイメージセンサーが採用されていることも出てきました。

イメージセンサーの大きさはほとんどの場合がカメラのお値段に比例します。。。
今回ご紹介するサイズ以外にもいろいろな種類がありますが、最近一般的に使われているサイズを集めてみました。

中判デジタルカメラ(43.8mm×32.8mm)

イメージセンサーサイズの中判サイズ

イメージセンサーの中でも最も大きいサイズになります。このサイズが使われているカメラはほとんどなく、国内メーカーで採用しているのはPENTAXの645Dや645Zくらいになっています。

原理的には35mmフルサイズよりも感度やノイズ特性に優れており、高画質で細かいところまで表現でき、ボケもキレイに表現できると言えます。

しかし、非常に高価でカメラの値段が100万円を簡単に超えますので、一部の方のみを対象としているイメージセンサーサイズですね。

35mmフルサイズ(36.0mm×24.0mm)

イメージセンサーサイズのフルサイズ(35mm)

プロ、アマチュアの方ともに使用することが多い高級モデル(ハイエンドモデル)で採用されているサイズです。

キャノンやニコンをはじめ各メーカーの一眼レフでよく採用されています。最近ではミラーレスやソニーの高級コンデジでも採用され始めています。

サイズが大きくたくさんの光を取り込むことができるのでノイズ特性や感度も優れています。色鮮やかに表現できるだけでなく、暗いところの撮影においてもキレイに撮影することができるハイスペックなセンサーサイズです。

高級モデルで採用されているため、機種にもよりますが数十万円程度の値段になることが多いようです。

APS-C, DXフォーマット(23.6mm×15.8mm)

イメージセンサーサイズのAPS-C

現在、最も普及しているイメージセンサーのサイズで、入門用のエントリーモデルで多く採用されているサイズです。

厳密にサイズが決められているわけではないため、メーカー・機種によって0.1mm〜0.4mm程度の違いがあります。
採用されているカメラの価格も数万円〜と初心者の方でも比較的お手軽にカメラを始めやすいセンサーサイズになります。

画質や性能も十分なので初めてカメラを買う方はこちらを選べば間違いありません。

ちなみに、APS-Cは「アドバンストフォトシステム( Advanced Photo System)」のCサイズ(クラシックサイズ)に大きさが似ていたため名付けられました。

APS-Cキャノン(22.4mm×14.9mm)

イメージセンサーサイズのAPS-Cキャノン

メーカー・機種によって微妙にサイズが変わると説明しましたが、キヤノンだけは他メーカーと比べて若干小さくなっています。

他メーカーと比べて画質が変わるという事はほとんどありませんが、同じレンズを使用した際には画角は多少狭くなってしまいます(同じレンズでも望遠レンズで撮ったように若干遠くを撮影したような写真になります)。

マイクロフォーサーズ(17.3mm×13.0mm)

イメージセンサーサイズのマイクロフォーサーズ

マイクロフォーサーズは元からあったマイクロフォーサーズシステムをオリンパスとパナソニックの2社でミラーレス用に最適化したイメージセンサーです。

2社とも同じ規格を採用しているためイメージセンサーが共通なだけでなくレンズなどにも互換性があります。

35mmフルサイズの1/4程度の大きさとなっているため、小型・軽量化が可能となっています。

花火や星空の撮影も十分に行える性能を持っているので、ミラーレス一眼を選ぶときにはこのサイズでも十分高画質できれいな写真を楽しむことができます。

1型(13.2mm×8.8mm)

イメージセンサーサイズの1型
Nikonのミラーレス一眼Nicon1シリーズやSONYの高級コンデジRX100等で採用されているサイズになります。
コンデジのサイズは下で紹介する1/2.3型や1/1.7型が主流となっているのでコンデジの中では、かなり大きいサイズとなっています。

1/1.7型(7.6mm×5.7mm)

イメージセンサーサイズの1/1.7型
コンデジの上位機種に使用されることの多いサイズです。一眼レフによく使われるAPS-Cの1/10程度の面積となっています。

スマホのセンサーサイズよりもかなり大きいのでこのサイズがあればスマホでの撮影では苦手な暗い場所でも比較的キレイに撮影することができます。

1/2.3型(6.2mm×4.6mm)

イメージセンサーサイズの1/2.3型
コンデジで主流になっているサイズです。
安い価格でありながら十分な画質を確保できるサイズとなっています。

最近はスマホのカメラ性能も良くなってきているのでこのサイズではスマホとの差別化が難しくなってきているかもしれませんが専用カメラの普及などでまだまだ使われているサイズです。

1/3型(4.8mm×3.6mm)

イメージセンサーサイズの1/3型
iPhone5s, 6, 7などで採用されているセンサーサイズです。撮影した写真を見てもわかる通り十分な画質を確保できています。

センサー以外の部分で暗い場所での撮影にも強くなってきていますがまだまだ一眼レフやミラーレス、高級コンデジに使われているセンサーサイズと比べると撮影が難しい場面も多いです。

イメージセンサーの大きさ比較一覧

名前サイズ(mm)面積(mm2)フルサイズとの比較
中判43.8×32.81436.641.66
フルサイズ36.0×24.08641
APS-C23.6×15.8372.881/2.3
APS-Cキャノン22.4×14.9333.761/2.6
マイクロフォーサーズ17.3×13.0224.91/3.8
1型13.2×8.8116.161/7.4
1/1.7型7.6×5.743.321/20
1/2.3型6.2×4.628.521/30
1/3型4.8×3.617.281/50

このようにイメージセンサーのサイズを比べてみるとスマホなどでよく使われる1/3型とハイエンドモデルで使われる35mmフルサイズでは50倍もの違いがあります

光を取り込む量はレンズにもよってきますが、それでも50倍もの違いを埋めることはなかなかできません。

何となくでもスマホとの違いがわかってもらえるのではないでしょうか。

まとめ

スマホで撮った写真を見てもわかる通り、イメージセンサーのサイズだけが画質を決めるわけではありません。

しかし、イメージセンサーが小さいとボケがうまく表現できなかったり、暗い場所での撮影が難しい場合が多くなります。

大きければその分カメラ本体の価格や重量が高く、大きくなってしまいますが、ボケやすさや写真の鮮明さも変わってきます。

是非大きいセンサーサイズのカメラを使ってみてください!

カメラの基本設定・機能

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